伝統的な秋の野草 | |
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Autumn wildflower | |
植物名 | ワレモコウ(吾亦紅、吾木香、吾毛香) Sanuisorba officinalis |
英名 | great burnet、burnet bloodwort |
植物の特徴 | 日本原産のバラ科の野草。茎や葉にかすかな香りがあり、根は薬用とされてきた。 茎の先端に楕円形のように見える暗紅色の花は、小さな花(がく)が密にまとまってついたもの。 |
出回り | 初夏から秋まで切り花や鉢花として出回る。最盛期は9月。 1本200~300円前後。ドライフラワーとしても有用。 |
水揚げ法 | 水切り(ボウルの中で2、3回、ハサミで茎の根元を切る) |
来歴 | 花言葉は「愛慕」や「変化」。 和歌や俳句にもたくさん詠まれている。 「吾亦紅 さし出て 花のつもりかな」(小林一茶) 「吾(われ)も亦(また) 紅(くれない)なりと ひそやかに」(高浜虚子) 「吾木香 すすきかるかや 秋くさの さびしききはみ 君におくらむ」(若山牧水) |