秋を彩る野趣豊かな花 | |
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Autumn garden flower | |
植物名 | リンドウ(竜胆) Gentiana scabra var. buergeri |
英名 | gentian |
特徴 | 日本原産のリンドウ科の野草。桔梗(ききょう)などとならんで、ブルー系の秋花のイメージが強いが、出回るのは茎の太いエゾリンドウ系の園芸種が多い。花色は青紫から水色、白系、青と白の混種、ピンクからエンジ系まで幅が広がり、茎の細いものも生まれている。 根を乾燥させたものは健胃剤として薬用にされ、「熊の胆(くまのい)」よりも苦いことから「竜胆(りゅうたん)」と呼ばれるようになったという。 |
入手時期 | 晩春から晩秋まで切り花として出回る。最盛期は9月。 1本100~200円前後。 |
水揚げ法 | 水切り(ボウルの中で2、3回、ハサミで茎の根元を切る) |
来歴 | 岩手県をはじめ、県花にもなっている長野が代表的な生産地。 花言葉は「誠実」や「貞節」から、「悲しんでいるあなたを愛す」など。 「竜胆の枝さしなどもむつかしなれど、異花などのみな霜枯れたるに、いとはなやかなる色合にてさし出でたるいとおかし」(枕草子)。 「りうたんの 花の色こそ さきそむれ なべての秋は あさぢふのすゑ」(藤原定家) 「男なきに 泣かむとすれば 竜胆が わが足もとに 光りて居たり」(北原白秋) 「竜胆の 日を失ひし 濃紫(こむらさき)」(山口誓子) |
関連情報 |
国際フラワーEXPO出展の岩手のブースから(2011.10.13 千葉・幕張メッセ) |
花色の鮮やかさ | |
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October, 2011 | |
Theme | 一種いけ |
Material | 竜胆 |
Container | 陶器 |
Comment | 秋のりんどうは、深い黒ずんだ青紫の色をして、静かにたたずんで咲いています。 りんどうは種類も多く色も白、薄紫、紫、濃い藍色などあります。茎は硬く、撓め(ため:枝を曲げること)は利きません。 |
Creator | 菅野草苑(professional) |
Info | Soen Kanno's Page | Soen Kanno's Blog |
色のコントロール | |
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October, 2011 | |
Theme | 自由花 |
Material | 竜胆、赤茄子(あかなす) |
Container | 陶器 |
Comment | りんどうも、赤ナスもはっきりした存在感があります。 |
Creator | 菅野草苑(professional) |
Info | Soen Kanno's Page | Soen Kanno's Blog |
笑えること | |
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October, 2011 | |
Theme | 自由花 |
Material | 竜胆、赤茄子(あかなす) |
Container | 陶器、プラスチック器 |
Comment | 家族が一緒に暮らせること。ご飯を食べられること。無事一日を終えること。笑えること。 |
Creator | 大河原喜恵(non-professional) |
Info | Soen Kanno's Page | Soen Kanno's Blog |
色のパレット | |
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October, 2011 | |
Theme | 自由花 |
Material | 竜胆、赤茄子(あかなす)、小菊 |
Container | プラスチック器 |
Comment | 絵の具をパレットに撒き散らしたように、さまざな色を、この空間に出してみました。 |
Creator | 秋元寛子(non-professional) |
Info | Soen Kanno's Page | Soen Kanno's Blog |