木彫は「生命の復活」

らんの里堂ヶ島に常設展示中

上條蓉芳の木彫作品

自らの木彫にいけた作品

らんの里堂ヶ島(静岡県・西伊豆)に「上條蓉芳美術館」が出来て8年の歳月がたちました。

今日でも、一堂に展示された作品をながめた瞬間、かつて私に木彫の道へ向かうきっかけを与えてくださったフランスの美術評論家、故ミシェル・タピエ氏を想い、感無量になったことを思い出します。
その作品の数々には、悲しみに打ち萎れ、歓喜に胸躍らせた日、人々を愛し、いつくしみ過し来た私の日々の想いが刻まれています。

私にとって木彫は生命(いのち)の復活です。
これからも無限なるものに瞳を向けて躍動し、彫りつづけてまいります。